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Channel: 琉球からの癒しを「キネシオロジー」
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「私は、今の私にできることをしているだけ」

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前回のブログの続きになります。

本当は母乳育児の事を書かないといけないのですが、
それを書いていく前に、基本段階としての考え方をまとめるために書いています。



沖縄に移住したことと、

妻が妊娠~出産、そして育児がはじまって、約ひと月になりますが、

幸せとはなんであるか?を、だんだんと考えるようになりました。



赤ちゃんや、動物は、お金を必要としません。

お金で幸せになることは無いと知っているからです。

ウチの猫のたまちゃん

はじめてのウチの赤ちゃんを見ていて、感じることがあります。

自分が自分なりに素直に気持ちを発信して、毎日を生きているのです。

お金が目的で、猫も赤ちゃんも齋藤家に来たのではありません。

愛という幸せを得られると思ったからこそ、齋藤家に来てくれたのだと思います。



世界で最も貧しい大統領と言われている
ムヒカ大統領のリオ会議スピーチを、たまたま見る機会が訪れました。



ここからはムヒカ大統領のお言葉を
自分なりの規模に変えて、考えて、書いていった文章もあります。

前回にも書いたことですが、以前の私は会社の代表取締役として、
会社の存続のためにお金を得ることが、いつの間にか目的になっていました。

家賃の支払い、賃金、請求書の支払い、このプレッシャーを長い期間感じていたのです。

それは私の給料支払いを遅らせながら、会社の存続のために生きていたのです。

実は今年の確定申告の時に明細がはっきりしたのですが、
国民健康保険、年金の滞納があり、那覇に来てからは、横浜からの請求と合わせて、
合計で210万円以上の支払いをしました。

儲かっていないのに、
会社を回すための措置として事業主貸しをしていた分の金額からの
請求もあって、凄い金額なったのです、これも経営の失敗からでした。
自分の今までのミスが自分を逼迫させたのです。

私がコツコツと長年蓄えてきた、小規模共済退職金制度のお金がドドンと減りました。
ただお金が無くなってきた事で新しい考え方も産まれてきたのです。



私は1996年から代替医療で開業を続けてきましたが、

はじめた時の志は、

「西洋医学で治らない困っている人に、この素晴らしい医療を伝えていこう」だったのです。

それを実行するために、
やりたくないお金を稼ぐだけの仕事であるサラリーマン生活を辞め、開業したのです。

当時は28歳でした。



それはいつの間にか、志を奥にしまいこみ、
路線を外れ、「金を稼がなければ会社が続かない」に、
気持ちが、陥れられていたのでした、いわゆる嵌りです、世間に流されたのです。

儲けるために、たくさんの経営の本を読み、経営のセミナーに参加した結果、
家庭の幸せを忘れ、どんどんと頭の中がビジネスで一杯になっていきました。



欲望や見栄を目標にして、幸せになるのでしょうか?

以前の私も「有名になりたい、金が必要だ」でした。

それも会社の継続の為、キネシオロジー界の発展の為でした。



いま思うと、本当にダメな男だったように感じます。

意識の集中しているものが本来の志から遠く遠く離れていっていたのです。

きっと経営者として学んできた、一般的な枠組みの経営方法が、

キネシオロジーという代替療法には合っていなかったんだと思います。

それを何とか同じような成功すると言われる枠組みで行っていたのです。

それをココまで経営しなければ理解できなかったのですから、

私は長い時間プライベートを失っていました、

ただ生きるためだけに経営していたと、今にして理解できたのです。



いまの社会は無限消費を求める社会になっています。

グローバリゼーションに支配されていると思います。

商品も寿命を縮めさせ、出来るだけ売ることを考える、使い捨ての社会。

小さな頃から、モノを買う買い続けると幸せが訪れるという過ち(洗脳かも)、

欲望や見栄から高価なものを購入し、ローンやリボ払いで苦しみ、

長時間働いてお金を支払っていく。

やがて支払い終わる頃には大切な命の時間が過ぎている。



お金でモノを購入していると思うみたいですが、実際は異なるみたいです。

モノを買うために人生の大切な時間を裂いて得たお金でモノを買っているのです。

ですから長らくかけた時間でモノを買っているのです。

私は人生の大切な時間を、

なにがなんでも経営を続けなければならないということで失っていったのです。

最初の志、

「西洋医学で治らない困っている人に、この素晴らしい医療を伝えていこう」

これとは、かけ離れていますよね。全くのあほです。

しかし転機が訪れます。

妻が私に言いました、

「慶太さんの想いは、横浜じゃなければ出来ないの?」

「会社を持たなければ、キネシオロジーは出来ないの?」

この質問の気づきから、沖縄移住になったのです、会社を解散するきっかけになったのです。

私が会社を解散すると発表したのちに、妻が妊娠しました。

驚きましたよ、赤ちゃんは横浜では幸せになれないと感じていたようなんですね。



短い人生の大切な命の使いどころを考えることが大切に思います。

人間は発展するために生まれてきたのではありません。

人間は幸せになるために生まれてきたのです。

発展は幸せを阻害するものであってはならないのです。

発展が幸せをもたらすものであるなら本物でしょう。



キネシオロジーを発展させようと努力に努力をしていった結果が間違いだったようです。

キネシオロジーというツールは世の中で最も凄いものだという事は今でも変わりません、

しかし、そのツールは人が活かして生きるものなのです。

人が使い方を間違っていたら、危険なものにもなってしまうのです。

キネシオロジーを実践している方々が成熟している人ばかりではないため、

私がキネシオロジーの為に尽力を捧げてきた行為は、

ごく一部の方々にしか、理解されることはありませんでした。

発展させようという想い自体が私のエゴだったようです。



「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、
 無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」



この言葉は、本当に私を貫きました。

会社の経営がうまくいっているときは、

さらに儲けようと新しい事にどんどん突き進んでいきました。

それがキネシオロジー界の発展に貢献できると勘違いしていたのです。

そしてビジネスに心が傾くと家庭に問題が大きく生じます。

私は以前の自分の家庭には満足出来る状況ではありませんでした。

しかし、そんなことは、見ないことにして

会社の経営を安定させるために色々と手を出していったのです。

それは、どんどん嵌り続けることになり、

最終的には大きな事件が立て続けに起こり会社の解散に至ったのです。

ここまで、大失敗しなければ、私は氣づかなかったのでしょう。



社会の中で、よくあることですが、

同業他社との競争や奪い合い、こんなことをやっていて幸せになるでしょうか?

仕事ばかりの頭で生きているから、このようになってしまうと思いませんか?

仕事ばかりに専念するよりも、自分から心を開いて、

自分が自由に好きに使える時間を増やすことが幸せにつながると思うのです。

趣味や芸能や冒険や育児、何でもいいのですが、

自分が熱を持って打ち込めるものに時間を使うのです。

それは幸せにつながります、

ただし、

自由と言うのは出発点にしか過ぎないことも考えておいてください。



人間にとって幸せが最も大切なことです。

世の中の環境を変える努力をしても、自分の幸せにはなかなか近づきません。

自分の幸せが、環境にとっても一番の大切な要素だと思います。

幸せと言う環境に住んでいる人に人の心は安らぎや安心を得るからです。



環境改善と言ったら、私の場合にはすぐに風水に行き着きます。
(上記画像は自宅の玄関に風水を処方したものです)

私が自宅に風水を行っているのも、

「産まれてくる子供が幸せに暮らせるように」が目標でした。

不必要なモノを無くし、風通しの良い、お家の流れを創るものです。

それは潜在意識下から様々な影響をもたらすものですから。

実際に今の自宅は、氣の流れが心地よく、問題が起きても、冷静に解決できますし、

以前のようなおかしな問題が起こらない、良い意味での静けさを伴った家庭なんです。

たまちゃんも、赤ちゃんも、我々夫婦も健康に幸せに暮らしています。

「心の問題の反映とは自宅を象徴する」ですから。

まさかムヒカ大統領のスピーチに心を打たれ、

風水までに行き着くとは思ってはいませんでしたが、

私の行っていることは、齋藤家の幸せであるから、進路は正しいのだと思っています。



「私は、今の私にできることをしているだけ」ですから。



「お金が存在しなかったら、人生をどのように楽しみますか?」

これはムヒカ大統領の事を調べているときに見つけた情報です。

実はこの情報を見る前に、私の書いた記事ですが、

「なぜ仕事をするのか?仕事とは何なのか?」

「お金の事を考えないで、私が仕事をするなら、何をやるんだろう?
 その事こそ、自分が真に動くことの本物ではなかろうか?」

この想いで書いていたんです、シンクロニシティが発動されていたようです。



■上記記事に書かれていた大切な部分■

本当に好きなことを言えた場合、私はこう付け加えます。
「それを実行してください。お金のことは忘れてください。お金が一番大事だと言いますが、
 それを言ってしまったら、あなたはそのお金を貯めるために人生の時間を無駄にする。
 したくない生活を支えるために、したくない仕事をしていってしまう。馬鹿げている。」

不幸な時間を過す長い人生より、好きなこと思う存分に実行する短い人生のほうが良い。

どんなことでもいい。

本当に好きなことを一生懸命やっていれば、あなたは必ずそのことのプロになる。

何かのプロになるにはそれを常に実行することです。

その結果、あなたのそのことに大金を払う人もやってきます。

なのであまり心配しないでください。

どんなことでも、それに興味を持っている人はいる。

そしてあることに強い興味を持てば、それに共感してくれる人も出てくる。

しかし、本当に欲しくないものに浪費するために、したくない仕事をし、

それを次の世代に同じ道を辿れと言うのはおかしい。

■上記記事に書かれていた大切な部分 ここまで■



はたして私は、本当にキネシオロジーの発展を望んでいたのでしょうか?

家庭を台無しにして、仕事に打ち込み、自分を失うのは正しいのでしょうか?

例え方向性があっていたとしても、志が曲がるようなことをするのであれば、

それは間違っていると思います。

前回の記事にも書きましたが、



それを実行することは愛に価するのか?



私はこれから、本当にキネシオロジーが大好きな方々と一緒に仕事をしていきます。

もちろん、お金が儲かる計算から仕事を依頼される方とは、お仕事はしないと思います。

儲ける、儲けないよりも、

いかにして幸せにキネシオロジーの仕事が出来るのか?が大切なのです。

その仕事を行う事によって、自分が、家族が幸せになるのかが基準になると思います。

お金は、そのあとに付いてくると思っていますよ。



ただ、私だけが良くとも、一緒に仕事をする方々にも生活があります。

私だけが、私の家族だけが、良ければいいのではありません。

この個人主義も世の中を壊していったように感じます、

シェアという素晴らしい愛の分かち合いによっても幸せが広がると思いますから、

一緒に仕事をしていく方も幸せにならなければ意味が無いんです。

仕事で発生するお金の事ですが、こちらは無理な請求もしません。

齋藤家が幸せに暮らせるだけで十分です。

これが私の考える、愛であり、幸せです。

ココまで書いたので、ようやく、母乳育児の事に目が向けられるようになりました。

次回のブログから、そちらに対して発信していきますね。



このような私ですが、

キネシオロジーセミナー開催や講演会の主催、

キネシオロジーセラピー招聘などで、

一緒に仕事をしてみたいと思われる方がいらっしゃいましたら、

日本全国に出かけます(海外は赤ちゃんが小さいので無理です)

是非、私宛にメッセージをお願いいたします。

簡単ではありますが、私のプロフィールはココです。

ホームページ:キネシオロジーセミナー.COM


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