ブログネタ:マタニティオブザイヤー2015 参加中
【前回のまとめ&おっぱいのつまりについて】
赤ちゃんがおっぱいを吸う結果、赤ちゃんへの授乳量が増えます。
赤ちゃんに、たくさんおっぱいを吸って貰うことが大切ですよね。
おっぱいには個人差もあるため、簡単に出る人もしますよね。
齋藤家のおっぱい経験は一般的にママが不安を感じたケースの内容だと思います。
ただ、ママのおっぱいに痛みがあるときが困りものです、
この問題を改善しないと完全母乳育児が苦痛の修業になってしまいます。
おっぱいに、つまりがあったりすると、
乳首から母乳が出る時に「だま、しずく」になって出てきます。
流れの良い母乳は、さらさらと流れるため「ピュー」っと出てきます。
(ただし勢いよく出過ぎるのも、赤ちゃんにとって都合の悪い時もあります)
ママが初めてのお子さんを出産のばあい、母乳が出るまで、
「きちんと、本当に出るかな?」不安があると思います。
産まれたばかりの赤ちゃんが泣き、おっぱいが出ないときに、
“ママのホルモン分泌の問題?もしかしたら、おっぱいに詰りがある?”
どのようなおっぱいが、母乳が出るおっぱいなのか?わからないですよね。
こんな不安を解消するために、出産前に妻が参加した、もうひとつの講座です。
沖縄の助産院 こもり助産院日記 母乳育児・自宅出産&性教育はおまかせ! como@nirai.ne.jp
実は、私が参加できなかったのが、こもり助産院の講座でした。
それは、おっぱいマッサージの講座なんです。
妻が、こもり先生の講座を受講後に、もう少し詳しく教えてもらおうという事で、
個人的に予約を取って、もう一度教えてもらいに行ったところ、
おっぱいマッサージの真実をより深く教えてもらえたそうです。
一度だけですが、妻とお伺いしたのですが、とても素敵な先生でした。
この続きは、一番最後のあとがきに書いています。
【母乳の出かたと赤ちゃんの胃の大きさについて】
この画像ですが、向かって左側からが順番になります。
赤ちゃんの胃の大きさの状態と、母乳の1回の出る量ですが、
出産1日目:5mlも出ません
出産3日目:15~30ml
出産5日目:45~60ml
胃の大きさと形についてですが、最初は小さく、筒状です。
病気の赤ちゃんにが、おっぱいをもどすことが容易に出来るようになっているみたいです。
お母さんの母乳が出てくる量が多くなるにつれて胃も大きくなります。
最初におっぱいが、すぐに出てこなくても焦らないこと↓以下が母乳が出てくる順番です。
赤ちゃんがおっぱい吸う力の刺激→ママの脳に連絡が伝わり1~2分→
オキシトシン分泌→おっぱいが出てくる。
★生後1~2日
出産後のママのホルモンバランス調整期間です。
まだ、ママの肉体は準備中のため、おっぱいは出にくいので、焦らないこと。
もし、おっぱいが出なくとも、あかちゃんは弁当と水筒を体内に持っているので大丈夫です。
齋藤家の赤ちゃんはどうだったのでしょうか?
⇒あまりにも泣くので、その訴えを筋肉反射テストから赤ちゃんの潜在意識に尋ねてみました。
おっぱいが欲しいとの希望でしたが、妻の体はまだ準備中です。
※糖水を少し飲みました、お部屋の乾燥もあったとは思いますが、
筋肉反射テストを行っても必要と出ていましたから。
★3~8日
エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が急激に低下して、
プロラクチン受容体のホルモンの分泌が増加します。
1日に10回のおっぱいをあげるよりも、1日に16回のおっぱいの方が、
授乳期間中のおっぱいがたくさん出ます。
赤ちゃんが、ママのおっぱいを吸う力がママの母乳に大きく影響するのは素晴らしいですね。
齋藤家の赤ちゃんはどうだったのでしょうか?
⇒最初は学んだ通りの本当に、おっぱいが出てきませんでしたが、
何度も授乳を繰り返しているうちに、どんどんおっぱいが出てくるようになりました。
「本当に私はママになったんだ」という気持ちの変化も関わっていると思います。
最初におっぱいが出てくるようになった時に、とっても嬉しかったですよ。
いくら筋肉反射テストでチェックしていたとしても、
実際に母乳を見るまでは不安でしたから。
★9日目以降
赤ちゃんがおっぱいを吸わないと、お母さんがおっぱいを作らないようにしてしまう。
赤ちゃんがおっぱいを吸うと、お母さんは、どんどんおっぱいを産生します。
生後六ヶ月までは、おっぱいのみで成長します。
齋藤家の赤ちゃんはどうだったのでしょうか?
⇒今のところ、産まれてから、ひと月が経過しました。
一日の授乳回数は約20回近くです。
おっぱいは、かなり出ていますが、良質なおっぱいを飲んでもらうためにも、
食事に氣を使っています、美味しいおっぱいが赤ちゃんの為にもなりますからね。
※糖水について
栄養的に言えば、飲む量も本当に少ない新生児には、最低限のエネルギーを作れる
糖水(ブドウ糖)さえ飲ませていれば、命に別状なく維持できます。
「赤ちゃんは弁当と水筒を持って生まれてくる」
と言われるように、水分と栄養の蓄えを持って生まれるため、
数日間母乳が少なくても乗り切れる場合が多いようです、
しかしまれに、
お母さんの母乳の出方が赤ちゃんの「蓄え」に間に合わないと
考えられる場合があり、糖水やミルクを足した方が良いことがあります。
「母乳が十分出るまで全員の赤ちゃんにミルクを足せば良いのか?」
必要もないのにミルクを足してしまうと、
赤ちゃんが満腹になってしまい、お母さんの乳首を吸う頻度が減ってしまいます。
すると、お母さんの乳首に対する刺激が少ないので、
母乳がなかなか出るようにならないのです。
また、必要もないのに哺乳瓶を使うと、赤ちゃんが乳頭混乱を起こしてしまうことがあります。
お母さんの乳首と哺乳瓶のゴム乳首では吸い方が全く違うため、赤ちゃんが
お母さんの乳首を上手に吸えなくなる、あるいは吸っているのに母乳が出てこないから
赤ちゃんがお母さんの乳首を嫌がるようになる、といった可能性があります。
以上の理由で、できればミルクを足したくないし、哺乳瓶も使いたくないのです。
参考資料:久保田産婦人科麻酔科医院
齋藤家の赤ちゃんはどうだったのでしょうか?
⇒病院から自宅に戻り、赤ちゃんが口にしたものはママのおっぱいのみです。
しっかりと母乳が出ているので心配はいりません、
ただ赤ちゃんが飲むときに遊びのみをするので、困っています。
筋肉反射テストからの答えを聞いてみると、専門家に尋ねなさいということでした。
ココまでの情報を赤ちゃんから聴きだすのは、難しかったです。
それは動きに動くからです、泣いているときにも動くので繊細な情報取得が難しいのです。
そのため起きているときは妻を代理人して情報を取得しています。
おとなしい時は、本人に尋ねて答えをもらっています。
【おっぱいの栄養分と飲ませ方について】
前乳:あっさり、水分が多い
後乳:前乳が出終わると、そこからは脂肪分の多い、おっぱいになります。
バランスを考えて、片方ずつ、おっぱいを飲ませる事が必要です
おっぱいが張ってくると、赤ちゃんにおっぱいを吸わせきれない時もあります。
それは、おっぱいが張って、固い弾力性があるような場合、
おっぱいを吸いきれない赤ちゃんが、吸えなくて、怒ったり、泣いたりすることが起こります。
そんな場合には、縦に大きなハンバーガーを食べる時のように、
おっぱいを、つぶしてから飲ませるようにします。
ちなみに牛乳は1歳まで飲ませてはいけません。
牛乳はあくまでも牛の赤ちゃんのためのお乳です。
人の赤ちゃんの成長には、お母さんのお乳か、母乳に近い成分に
調整された育児用ミルクが適しています。特に、牛乳のたんぱく質は、
赤ちゃんの未熟な腸に負担をかけ、アレルギーの原因になるとも言われています。
また、鉄分が少ない上、豊富なカルシウムやリンが鉄の吸収を妨げるため、
鉄欠乏性貧血を起こしやすいという欠点も。
【おっぱいの利点】
・アレルギー予防になる
・母子のスキンシップ
・除菌効果
・おっぱいを吸うことで歯並びがよくなる
・赤ちゃんにとってのパーフェクトな栄養
・IQが向上する、DHAも含まれている
・産後のダイエットになります(1/500kcalの消費)
・ミルクの缶を購入すると、ひとつ2500円くらい(1月以内に消費すること)
しかも、溶かすのに、種類のお湯が必要であり、手間がかかる、
ミルクを使っている人は10万円のお金が余分にかかる
・気圧の変化に強い(耳抜き)
・授乳中のSEXはプロラクチンが高いための妊娠しにくい
・乳がん予防になる
おっぱいの利点は、まだまだたくさんありますが、代表的なものを紹介しています。
私的に興味深いポイントがありました。
歯並びが良くなるとありますが、赤ちゃんがおっぱいを吸うときに使う力は結構強いです。
哺乳瓶とは、乳頭が異なります。赤ちゃん自身の吸う力が求められるのです。
吸う事は生きるために備わっている原始反射反応です。
それによって、歪んで出てきた赤ちゃんの頭蓋骨の形まで修正できるのですよ。
赤ちゃんは本当に奇跡の体験をしながら産まれてきているのですね。
↓教育キネシオロジー、ブレインジム関連の原始反射統合に
効果的なエクササイズ ワームクロール(in 2014久米島ヒーリング合宿)
出演者:キネシオロジーセラピスト 坂本 桂佑・中川 智子(さとこ)
★☆★☆★☆★☆★☆キネシオロジー関連から学んだ参考資料★☆★☆★☆★☆★☆
※吸啜反射 (きゅうてつはんしゃ)
原始反射の一つ。口に入ってきたもの(ママの乳首など)を強く吸う反射です。
この吸てつ反射のほかに、唇に乳首などが触れると首を回す(探索反射)、
乳首が口に入るとくわえる、
おっぱいを飲む込む(嚥下反射)など一連の反射を含めて「哺乳反射」といいます。
赤ちゃんがおっぱいを吸えるのは、この哺乳反射が備わっているためです。
哺乳反射による動きが少なくなってきたら(他にも条件がありますが)、
離乳を開始することができます。
以前に参加した、教育キネシオロジーの原始反射クラスの内容が素晴らしく感動しました。
簡単にいうと、胎児期の動きをすることが脳が活性化するのです。
その内容は手足がまだ備わっていない胎児期、
機能がまだ上手ではない新生児時期などに統合されることのなかった残存原始反射が、
統合に向かう事により脳のエネルギー伝達がスムーズになり、脳統合に大きく関係します。
これはブレインジムのクラスにおいて、生徒に伝える内容になっています。
慶太の教えるブレインジム101は日本で最も講座時間が長く、ゆっくり学びます。
【新生児によく見られる原始反射(把握反射、吸啜反射、モロー反射)】
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【粉ミルクについて】
沖縄の今のおばあちゃん達は、戦後のミルク世代で育った方々が多いそうです。
戦後のアメリカ文化の影響を受けられた方々で、
子育ての方法が、かなり変化していった時代に育っているそうです。
実際にアメリカの統計らしいですが、
ミルク育児から母乳育児に変わったところもあるそうで、
現在のアメリカの高学歴の子供達は母乳育児のお母さんのお子さんが多いそうです。
動物さん達の赤ちゃんは、ママのおっぱいを飲んで育っています。
我々人間も粉ミルクでは無く、ママのおっぱいを飲んで育ちます。
これは自然なことですよね。
自然なことが自然に出来なくなってしまった、不自然が現代社会なのです。
性教育も必要ですが、マタニティ&おっぱいクラスが、
義務教育化すると、素晴らしい日本を創り上げるのでは無いでしょうか?
勉強や成績だけが人生では無いですからね。
こうして書いていった記事ですが、知識として学んでおくだけで、
出産後に、ずいぶんと助かることがあると思うのです。
人間の半分は女性です。
女性だけが子供を出産できるのです。
是非、男性の方々にもご理解して頂きたい情報だと思っています。
そして、あちこちで開催されている母乳育児のクラスに参加してもらいたいと思います。
もし産婦人科に行くことに抵抗がある男性の方は、バースカフェもありますよ。
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【あとがき】
昨日、こもり助産院に行ってきました。
詳しく語るのは、今回の母乳育児講座について全てを書いた後になります。
小森先生は助産師⇒助育師になったような先生です。
助産師の仕事の幅は、かなり広いので、学校で学べることの限界、
助産師が病院で働く場合には出来ないこともあるんです。
今回も一緒にお伺いして、小森先生の、おっぱいマッサージのケアの手技を見て、
これぞ、後世に伝え続けていきたいものだと目を見張りました。
これは手技療法の世界で生きてきたもの同士の感覚だと思います。
小森先生の動き方見て、
「これは熟練と臨床と研究から産み出されている」
私には、この真実を伝えていくために、
何ができるのか?と考えると、
いまのように書いて、出会う人に伝えて、発信し続けるしかないのです。
ただ...
おっぱいマッサージの画像は、ブログやHPでは出せないですよね...
おっぱいの事や育児の事でお悩みがありましたら、
沖縄の助産院 こもり助産院日記 母乳育児・自宅出産&性教育はおまかせ! como@nirai.ne.jp
まで、相談してみてくださいね。
きっと悩みが改善できると思います。
マタニティオブザイヤー2015